夫側の【冷めた理由】

続いては夫側の意見です。周りからはおしどり夫婦と言われていたHさん夫婦の例をご紹介します。

Hさん夫婦はまだ子どもが居ないこともあり、結婚して2年経っても周りからはラブラブな仲良し夫婦と思われていました。ですが夫はこの関係性に、結婚したことすら後悔していると考えるようになっていたのです。

というのも、結婚したとたんに妻の束縛が加速したからです。結婚前からやきもち焼きだと思っていた妻。5歳年下ということもあり、そんな一面も可愛く思えていたHさんでしたが、結婚したとたんに妻のやきもちが加速して一気に『束縛・監視』状態になったのです。

「夫婦の間で隠し事は無しね」と言ったかと思えば、Hさんのスマホやスケジュール帳を目の前で堂々とチェック。気になる相手や内容があれば「この人は誰?」「この日はどこに行くの?」と詰め寄ります。

事前に予定していなかった会社帰りの飲み会なんかは、「飲みに行くことになったから」と連絡すれば、「誰と行くの?何時に帰るの?どこに行くの?」と矢継ぎ早に質問してきます。そしてキチンとした返事ができないと「報告は夫婦としての義務」と言って、Hさんを責めるのです。

一時が万時この調子の妻に、最初こそ可愛いと思っていた行動にもだんだんと嫌気が指し、愛情が冷めていったHさん。夫婦としての信頼感よりも義務感を強制してくる妻に冷めてしまう夫の気持ちも頷けますね。