アンケートの結果では「理想の夏休みの日数」は15.8日間となっているので、理想と現実のギャップにため息をついている人も多いのではないでしょうか。

おわりに

ここまで取り上げてきた調査やアンケートは、今年の夏の予定を対象にしたものであり、秋以降の行動については調査されていません。秋以降に今の状況が一段落することを期待している人や、反対にしばらくこの状況が続くことを予想して先々の予定を立てることを躊躇してしまう人など、人によって見通しはさまざまでしょう。

ただ、国を挙げてコロナに対する処置・対策を行っている以上、徐々に事態が好転していくことを信じるほかありません。

この夏は例年に比べ外出を控えることになるため、出費が思ったほどかさまず、手元のお金に多少の余裕ができる人もいるでしょう。普段は忙しくて手が回らない自宅の断捨離や、ライフプランに合わせた家計の見直しなど、今だからこそできることに目を向けて、今年の夏時間を有効活用していきたいものですね。

【参考】
・「夏に関するアンケート調査」(明治安田生命保険相互会社)
・「お盆の帰省に関する調査(2020年)」(株式会社クロス・マーケティング)

川上 俊介