その他では、先週末に決算発表を行ったZホールディングス(4689)も+18%高へ爆騰してストップ高となったのが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位5銘柄

  • アドバンテスト(6857)
  • カシオ計算機(6952)
  • 塩野義製薬(4507)
  • セブン&アイ・ホールディングス(3382)
  • 第一三共(4568)

下落銘柄では、2021年3月期の連結純利益が前期比83%減という大幅減益見通しを先週末に公表したカシオ計算機が、一時▲18%安に迫る大暴落となりましたが、終値は▲10%安まで切り返しました。

新型コロナによる海外を含む実店舗休業の影響で、Gショックなど時計事業の売上減少が響いています。

また、米国の大手コンビニを買収することが報じられたセブン&アイ・ホールディングスも財務状況の悪化を懸念されて売られ、一時▲8%超安へ急落し、年初来安値更新となっています。

その他では、同じく先週末に決算発表を行ったNEC(6701)も材料出尽くしで売られ、一時▲11%安に迫る暴落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が+8%高に迫るまで急騰して年初来高値を更新し、3月の暴落時に付けた安値(1,557円)から3倍超へ上昇しています。

葛西 裕一