また、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比56%減となる見通しを公表したパナソニック(6752)も一時▲15%安の暴落で、終値も▲13%超安となっています。

さらに、キヤノン(7751)、ニコン(7731)、コニカミノルタ(4902)が揃って急落となり年初来安値を更新し、シャープ(6753)も急落して引けました。

その他では、大幅減益見通しのコマツ(6301)が一時▲9%超安へ急落し、東海旅客鉄道(9022)などJR4社、三越伊勢丹ホールディングス(3099)など大手百貨店3社が揃って年初来安値更新となっています。

なお、長期に渡る休園で四半期ベースでは大幅赤字転落となったオリエンタルランド(4661)が6日続落となったことも目立ちました。

一方、ハイテク株ではTDK(6762)が急騰し、京セラ(6971)や東京エレクトロン(8035)が堅調に推移しました。また、ソフトバンクグループ(9984)がザラバで4日連続の年初来高値更新となりましたが、終値は下落しています。

その他では、前日に通期業績の大幅増益見通しを発表したZOZO(3092)に買いが殺到し、+21%超高の大爆騰でストップ高のまま引けたのが目を引きました。

葛西 裕一