「節約の敵」は心理トリックにあり!?~買い物で後悔する3つのパターン~

「高いものを先に見れば、他のものを安く感じる?」コントラスト効果とは

例えば洋服を買いに行ったとき、まず店員から5万円のジャケットを案内されたとします。その後に1万円のジャケットを提案されると、思わず「安い」と感じませんか?そしてお得だと感じた1万円のジャケットを購入する人も少なくないでしょう。

しかし、ここで重要なのはそのジャケットが安いか高いかだけではなく、ずっと着続けられるデザインや素材なのか、といった複合的なポイントを加味したうえで、値段について判断すべきだということ。

ところが値段が大きく異なる商品を見せられると、価格差に目が行きやすく、本来重要視すべきポイントが疎かになってしまう恐れがあるのです。

このように、異なる特性の物を対比させることで、その物の印象が大きく変化することを『コントラスト効果(対比効果)』と呼びます。

値段の差がある2つの商品を見せて、その値段差を目立たせることで、価格以外の重要な要素を考えにくくする心理トリックを利用しているともいえるでしょう。

毎月の家計簿を思いかえし、余計な買い物をしていた場合、このトリックが関係していなかったかチェックしてみましょう。コントラスト効果の影響を受けていたかも…?という人は要注意です。

コントラスト効果への身構えができることで、「必要なものを適切な値段で」買う意識が身につくといえるでしょう。

次ではもっと分かりやすく、日常にあふれるコントラスト効果について解説していきます。日頃のお買い物を思い出しながら、確認してみましょう。

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