急成長したカーシェア、コロナ禍で一転して斜陽産業に?

カーシェアリングの市場規模は直近10年間で爆発的な成長だが…

結論から言うと、カー・シェアリングは急成長しています。全国のカー・シェアリングの車両台数と会員数の推移を見ると、以下のように急拡大しています。

  • 2006年:118台、1,712人
  • 2010年:1,265台、15,894人
  • 2015年:16,418台、681,147人
  • 2017年:24,458台、1,085,922人
  • 2018年:29,208台、1,320,794人
  • 2019年:34,984台、1,626,618人
  • 2020年:40,290台、2,046,581人

注)毎年3月調べ。2014年以前は毎年1月調べ。

特に、人口減少が鮮明となった2010年以降の拡大ペースが顕著であることが分かります。そして、登録会員もついに200万人を突破しました。実際には、これら会員全員がカーシェアリングを利用しているわけではないようですが、今後の活用に高い関心を持っていると考えられます。

“クルマを所有するのは大変だけど、クルマは何かと便利だ”という人には、最適なシステムなのかもしれません。

新型コロナでカーシェアリングは大きく減退する懸念

さて、順風満帆に見えるカーシェアリングですが、一連のコロナ禍を経た現在、今後の見通しはどうでしょうか。様々な見方があると思いますが、筆者は成長性が大きくスローダウンする可能性が高いと考えます。

それどころか、場合によっては、斜陽化する可能性も排除できません。

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。