そういった事態を防ぐには、冷静になるために買い物かご(またはカート)に商品を入れるだけの状態にし、一度お買い物をストップするようにしましょう。後日あらためてそれらの商品を見てみて、「やっぱりこれはいらないな」という商品を買い物かごから削除することで、多少なりとも浪費を抑えることができるでしょう。

デビットカードなら歯止めが効きやすいかも

ネットショッピングで浪費をしてしまいやすいのは、ネット上での決済はクレジットカードで行うのが一般的で、買い物をした瞬間にお金が減るわけではないというのも要因の1つです。

そこでおすすめなのが、デビットカードを使って決済をすることです。実際に筆者も、ネットショッピングではデビットカードを利用しています。

デビットカードを利用すると、決済の瞬間にカードに紐づいている口座からお金が引き落とされるので、「お金が減っている」という感覚をリアルタイムで感じられます。また、デビットカードでは口座に入っている金額までしか支払いを行えないので、口座に入れておくお金を一定額に調節することで使いすぎないようにすることもできます。

このように、なかなか無駄遣いをやめられないという人は、浪費を防ぐような仕組みづくりを考えてみるといいでしょう。

まとめ

「新しい生活様式」のためにも、生活に上手に取り入れていきたいネットショッピング。便利なネットショッピングを賢く使っていくために、利用する際には自分なりのルールを決めてみてくださいね。

【参考】「コロナ影響下での消費者動向、アフターコロナへの展望を調査」(株式会社ヴァリューズ)

川上 俊介