新たに利用を始めた人の中には、「コロナ禍で必要に迫られて利用するようになった人」が一定数含まれているはずなので、特にそういった人たちは今後ネットショッピングとの付き合い方に気を付けていく必要がありそうです。

「おすすめ」などには要注意!

ECサイトを利用していると、検索した商品の詳細ページの下のほうに「この商品に興味がある人はこんな商品にも興味を持っています」「本商品に興味を持たれた方にはこちらもおすすめ」というような文言とともに、多くのおすすめ商品がズラッと紹介されることがあります。

多くの人の検索データをもとにして紹介されている商品なので、確かに自分が興味を持っている商品をおすすめされることも多々あり、いろいろな商品を見るのは楽しいものです。

筆者自身も、マンガの単行本を購入しようとECサイトにアクセスしたのに、おすすめ商品に移動し続けていたら最終的には十徳ナイフのページにたどり着いたことがありました。

忘れていたけどそういえば欲しかったものを思い出させてくれるという意味では、「おすすめ」の機能は非常に便利ではあるのですが、紹介されるがままに購入しているとお金がどれだけあっても足りません。この「おすすめ」の誘惑と上手に付き合うことが、ネット上での浪費を避ける重要なポイントと言えるでしょう。

緊急性のない商品は、少し間を空けて再検討

通販で商品をいろいろと購入していると、「この際だし、あれもこれも」というように、つい気が大きくなってしまうことがあります。この状態は非常に危険で、後から購入履歴を見返して青ざめるということになりかねません。