そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移し、大引けに掛けて下げ幅を拡大し4日続落となりました。取引時間中の高値は22,584円(▲73円)、安値は22,366円(▲291円)となり、値幅(高値と安値の差)は約218円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりました。

東証マザーズ株価指数は4日続落、売買代金は71日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億311万株、売買代金は1,468億円となりました。出来高は前日よりやや増えましたが、売買代金は微減となっています。売買代金は71日連続で1,000億円を超えていますが、前日に続き個人投資家にも様子見スタンスが継続されたようです。

また、一部主力銘柄に利益確定売りが増加した結果、株価指数は▲2%超安の大幅下落で4日続落となりました。終値も1,000ポイント割れが続いています。

2期連続で巨額赤字転落の日産自動車が暴落、キヤノンも暴落で約21年ぶりの安値更新

個別銘柄では、前日のQ1決算発表(一部企業は上期決算)を受けた大きな値動きが目立ちました。

今期業績(2021年3月期)が▲6,700億円と2期連続で巨額赤字に陥ることを発表した日産自動車(7201)が終値で▲10%超安の暴落となり、前日に上場来安値を付けた三菱自動車(7211)も連日の安値更新となりました。