今後の新型コロナウイルスを巡る動向次第では、経済的なお得感というよりは衛生的な理由からキャッシュレス決済を利用する人が、さらに増えてくるかもしれません。

一方、キャッシュレス決済で「お金の使いすぎ」を不安視する声も

今年7月に楽天インサイト株式会社は、楽天インサイトに登録しているモニターの中から男女1,000人を対象にした「キャッシュレス決済に関する調査」の結果を公表しました。この調査の特徴は、対象者を「キャッシュレス支持派」と「現金支持派」を分けて、それぞれの傾向を表していることです。

調査では、キャッシュレス支持派、現金支持派のどちらか?という質問に対し、「キャッシュレス支持派(62.8%)」、「現金支持派12.0%」、「どちらでもない(25.2%)」という結果になりました。

このうち、現金支持派の人に対し「キャッシュレス決済に対して不安に感じていること」を聞いたところ、トップには「お金を使いすぎてしまう」が上がっており、半数以上の人がキャッシュレス決済によるお金の使い過ぎを心配していることがわかります。

キャッシュレス決済の「お金の使いすぎ」を防ぐコツ

それでは、ウィズコロナ時代のキャッシュレス決済との上手な付き合い方について確認していきましょう。

①還元率の高さに踊らされない

前述の株式会社ぐるなびの調査からもわかるように、ポイントの還元はキャッシュレス決済の魅力の1つです。還元率が高いことはお得であることは間違いないので、ポイントを上手に活用することで賢く買い物ができます。