増加する「クレカ不正利用被害」、8割が“番号盗用“
クレジットカードの不正利用されるケースは年々増加しています。一般社団法人日本クレジット協会の資料から、(※2)から、被害額の総額と、番号盗用被害額が占める割合の推移をみてみましょう。
- 2014年…114億5000万円 (番号盗用被害額:58.8%)
- 2015年…120億9000万円 (番号盗用被害額:59.7%)
- 2016年…142億円(番号盗用被害額:62.6%)
- 2017年…236億4000万円 (番号盗用被害額:74.8%)
- 2018年…235億4000万円 (番号盗用被害額:79.7%)
- 2019年…273億8000万円 (番号盗用被害額:81.4%)
全体の被害額のうち、番号盗用によるものはなんと約8割。フィッシングやスキミングなど高度なワナだけではなく、先述のような「カード情報を暗記された」というまさかのケースまで…。私たちの身近には、たくさんの危険が潜んでいることがわかります。
(※1)「スーパーのレジでアルバイトの高校生逮捕…客のカード情報を暗記して豪遊」 2020年6月23日 FNNプライムオンライン
(※2)「クレジットカード不正利用被害の発生状況」一般社団法人日本クレジット協会