不正利用が発覚したら…

どんなに気を付けていても、不正利用の被害にあう可能性はゼロではありません。そんな時、対処法をきちんと知っておくことで、被害を最小限に抑えることができます。

カードを失くしてしまった場合は、すぐに警察とカード会社に届け出をしましょう。すぐに届け出れば盗難保険などを利用して対応してもらえます。届け出ないまま放置しておくと、不正利用された金額まで負担しなければならない可能性も。「カードがない!」と分かったらすぐに行動しましょう。

また、クレジットカードを利用した際、「お客様控え」は必ず保管しておくことを強くお勧めします。もし、利用明細に身に覚えのない金額があった場合、請求内容の問い合わせ、訂正依頼などができます。自分の使った金額を証明してくれるものですから、支払いが終了するまでは大切に保管してくださいね。

まとめ

使い方のコツがわかれば、クレジットカードは怖いものではありません。「いつ・何に・いくら使ったのか」を把握し、カード情報が第三者に知られないよう適切に管理ができれば、安心して使っていけるのではないかと思います。

貯蓄への意識が上がったり、お得にポイントをゲットできたり…と、クレジットカードを使いこなすメリットは多いと考えられます。現金の管理と同様、「お金を使っている」ということを頭に入れながら、上手にカードと付き合っていけるとよいですね。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

【参考】
クレジット契約数」クレジット関連統計 一般社団法人日本クレジット協会
(※1)「スーパーのレジでアルバイトの高校生逮捕…客のカード情報を暗記して豪遊」 2020年6月23日 FNNプライムオンライン
(※2)「クレジットカード不正利用被害の発生状況」一般社団法人日本クレジット協会
キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2019』株式会社ジェーシービー

LIMO編集部