いつの時代も気になるのは他人の懐事情ではないでしょうか。
「あの人はいくら貯金を持っているのだろう?」と気になるものの、お金の話はデリケート。なかなか聞けない事がますます興味を駆り立てるなんて経験をした人は少なくないでしょう。
今回は気になる他人の貯金額について確認してみたいと思います。
これがみんなの貯蓄のリアルな数字だ!
しるぽると(金融広報中央委員)の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果 種類別金融商品保有額(金融資産非保有世帯を含む)」によると、年代別の金融資産の保有割合は以下の通りです。
- 預貯金:487万円(42.7%)
- 保険:384万円(33.7%)
- 有価証券:224万円(19.6%)
- その他の金融商品:44万円(3.8%)
- 合計:1139万円
合計金額として見ると1000万を超えています。ただ、預貯金を見ると保有割合半分程度といえます。
加えて保険の保有割合も3割を超えており、よく言われるように日本人が預貯金や保険が好きだということが見てとれます。
次は年齢別の割合を見ていきます。
20代
- 預貯金:79万円
- 保険:42万円
- 有価証券:14万円
- その他の金融商品:29万円
30代
- 預貯金:266万円
- 保険:165万円
- 有価証券:59万円
- その他の金融商品:39万円
40代
- 預貯金:293万円
- 保険:301万円
- 有価証券:62万円
- その他の金融商品:38万円
50代
- 預貯金:445万円
- 保険:508万円
- 有価証券:172万円
- その他の金融商品:70万円
60代
- 預貯金:702万円
- 保険:504万円
- 有価証券:381万円
- その他の金融商品:49万円
70代以上
- 預貯金:593万円
- 保険:361万円
- 有価証券:331万円
- その他の金融商品:29万円
みなさんの保有資産と比べていかがでしょうか。
多いか少ないかは個人差があると思いますが、預貯金だけをみると70代以上の方でも1000万には届いていないことが分かります。
日本人にはまだまだアレルギーのある資産形成
ここで注目していただきたいのが、有価証券とその他の金融商品の保有割合です。有価証券とは投資信託や株式などに代表される金融商品を指しています。
年齢が上がるにつれ、それらの金額は多くなってはいますが、保有割合としては預貯金や保険よりもやはり少なくなっています。
本来であれば若いうちから取り組むべき資産形成に積極的ではないといえます。「お金の教育」が無かった日本ならではともいえます。
いまだに預貯金や保険頼みとなっていることから、日本人が金融に関してアレルギーがあるともいえるでしょう。
まとめにかえて
一昨年話題となった老後2000万問題に代表されるように、平均寿命が長くなっている現在、老後の生活資金をどう備えるかは国民全体の課題となっています。
老後2000万問題とは厚生年金や国民年金に代表される年金収入とは別に生活費として2000万が必要になるという金融庁のレポートから話題になったものです。
昔のように銀行に預けておけば貯金が勝手に増えているという時代ではなくなりました。また自分が働くだけでは限界もあります。
これからは預貯金を増やす事はもちろん、若いうちに自分の資産形成について真剣に考えておく必要がありそうです。
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