相場の見方もコロナ後で大きく変化してゆくべき テクニカル指標を考える

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現状を見据えた上での工夫でコンピューターの上前をはねよう

市場参加者の思惑を値動きから判断するためのテクニカル指標には、トレンド追随型指標とオシレーター系指標があります。

トレンド追随型指標は、一定期間の方向から、その先の方向を推測するためのものです。

一定の流れを作るには、多くの市場参加者の同調行動が必要なので、そういう動きを確認できたら、利益が出ている間、しばしその行動を継続すると考えて、一定の流れが続くと推測します。

しかし、現状では、日経平均株価先物が1営業日だけで500円幅以上の動きがあらわれています。また、それまでと反対方向へ、突然、1000円幅以上の動きが一気にあらわれることもよく見られます。そのような状況では、一定の流れができたとしても、反対方向への一時的な動きを無視することができません。

オシレーター系指標では、同じ方向へ動く日柄や値幅のパターンから、市場参加者が怖がって(あるいは思惑が一致することで)、反対の方向へ仕掛けてしまう場所を推測します。

影響の強い市場参加者がコンピューターの場合、利益を得続けられるか否かを瞬時に判断しているだけなので、長く上昇していることや、一気に大きく動くことによる怖さなど感じるわけがありません。

今回は、わかりやすい変化だけで、過去と現在の違いの一部を書きましたが、変わった点を挙げればきりがありません。

「価格が一目均衡表の先行スパンの雲を突破した」「2本の移動平均線がクロスした」と言っている場合には、さながら未来のことを語りながら、前を見ていないでバックミラーを見ていたとならないようにしたいものです。

最後に、価格の値動きを用いて未来を予測するやり方のすべてが、無効だと考えているわけではありません。現状をしっかりと把握して、自分なりに元データに意味付けができれば、一定の条件設定を超えられないであろうコンピューターの上前をはねることができるはずです。

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武田 尚季

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執筆者

資本市場分析が得意な金融コラムニスト。大学を卒業後、大手証券会社に入社。金融機関を退社後、資本市場の分析を得意とするライターとして独立。公開情報やデータをもとに分析をした、偏りのない記事を執筆してきている。