テレワークが長時間労働を助長するワケ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でテレワークを導入する企業が一気に増加しました。通勤時間が浮くメリットもある一方、自宅で仕事をすることになり、かえって労働時間が増えた、という人も。テレワーク体制で、業務の進行の妨げとなる要因には、以下のようなものが挙げられるでしょう。
コミュニケーションがとりづらい!
オフィス内では、質問や問題提起など、直接口頭でのやり取りが基本となりますよね。それが、テレワークになると、メールやチャットツールなどを使ったやりとりとなるケースが増えます。
文字でのコミュニケーションでは、お互いの表情などが見えにくくなりますので、慣れない人にとっては負担が大きく、業務進行に支障をきたすのです。
また、何往復もメールのやりとりが続くようなケースは、お互いの時間を奪うことにもなります。簡潔に伝わりやすい文章で送ることを心がけましょう。
不安な心境になりやすい
テレワーク環境では、頼れる人がすぐそばにいるわけではありません。不明点の解決手段や、トラブル発生時の対処方法などについて、先輩や同僚に依存していた場合は、大きな不安材料となり得ます。
ただでさえ、このコロナ禍。外出や人との接点が減り、その不安感が増すことも考えられます。
メンタル面でのバランスが崩れてしまうと、仕事のペースやクオリティにも影響が出る恐れがあります。オンラインでもスムーズに疑問を解決できるしくみ作りが大切となってきますね。チャットツールの活用もおすすめです。