「テレワーク社畜」は要注意!?
いわゆる「ブラック」と呼ばれる環境で働き続ける人たちは、まさに“滅私奉公“ともいえる働き方に声を上げられず、「社畜」となる社員が多い傾向にあります。
「社畜」とは、自分を犠牲にしてまでがむしゃらに働いてしまう社員のこと。長時間労働を引き起こす要素が満載のテレワーク環境では特に注意が必要です。
では、社畜社員が陥りがちなパターンと、そのような状況が起こる背景をみていきます。
体調不良になる可能性が高い
いったん社畜化すると、過剰なストレスと肉体的疲労があっても、無理やり働いてしまうケースが多いです。休息時間をきちんととらないことで、体調を崩す確率も上がり、下手をすれば常に過労死と隣り合わせ、というケースも。
体を動かすことが少なく、長時間労働になりやすいうえ、体調不良の兆候に気が付かれることも少ないなどの点で、テレワークには不健康になる要素が満載です。
そこで大切となるのが、自分の仕事の量や時間は自分で考え、コントロールする意識といえます。効率よく仕事を進める工夫をすれば、残業や働きすぎを減らせるでしょう。
何でも受け入れる癖がついている
社畜になりやすいタイプの人は、「断るのが苦手」という傾向があります。時間的・力量的に難しいと感じても、頼まれた仕事は引き受けてしまうパターンです。作業が計画通りに進まず、思うような結果や成果にもつながりにくいでしょう。
ここで必要となるのは、「断る勇気」。自分のスタンスを持ち、しっかり意志表示をすることが大切です。そのほうが結果的に信頼獲得につなげやすいことを、ぜひ知っておきましょう。
「社畜」の状態が当たり前になっている
社畜的な働き方しか知らないと、無理な働き方に疑問すら持たなくなります。よって、心身の不調や、仕事のパフォーマンス低下に気づくことすらできないのです。
勤務先以外の労働環境を知ることで、自分が置かれた状況に初めて気づく、というケースは少なくありません。働く環境や会社の対応に違和感を覚えたら、しかるべき先に相談したり、転職を検討したり、といったアクションを起こすことも、自分自身を守るためには必要かもしれませんね。