2人に気を使うホワイトハウス

女帝が2人もいるのは、周りにとっては厄介なようです。2018年、2人がほぼ同時期にアフリカ訪問の予定を明かし、気まずい雰囲気になったことを当時ニューヨーク・タイムズ(※3)が報じています。

メラニア夫人は、子供のSNSイジメ防止や生活環境の向上を支援する「BE BEST」というキャンペーンの一環としての訪問。イバンカさんは女性の社会進出推進の主導者という名目です。目的は違うにしても同時期の訪問はまずいと、ホワイトハウスに変な緊張感が漂ったようです。

また同年トランプ政権は、不法移民とその子供たちを引き離す、無慈悲な「ゼロ・トレランス/家族分離政策」を実施することとなり、世界中から非難されました。

これに対してメラニア夫人はトランプ大統領に「強く抗議している」と、珍しく政策に口を挟み反対意見を表明しました。

その後イバンカさんも慌てて反対姿勢をメディアに示し、手柄を得ようとしていました。

この件についてはトランプ大統領も気を使って、「メラニアもイバンカも強く反対した」と公平に2人の手柄としています。