子供が欲しがったソフトは中古のゲームショップで3000円ほど。

「最初、息子は『500円のお小遣い全部を貯金する!』と息巻いていました。あえて何も言わずに見守っていると、予想通り失敗でした(笑)。すると息子は私に『貯金の仕方を教えてほしい』と言ってきたんです」

そこでTさんは、お小遣いを3つにわけることを提案。

「お小遣いをもらったら、〈自由に使えるお金〉〈ソフトを買うためのお金〉〈大きくなった時のためのお金〉の3つにわけさせたんです。息子が今優先したいのはソフトを買うためのお金だから、そのお金はお小遣いの半分の250円。大きくなった時のためのお金は100円、自由に使えるお金は150円…と息子は振り分けていました」

3つの貯金箱にそれぞれお小遣いを入れ、今は「ソフト購入」の目標のために一生懸命お金を貯めているTさんの息子。