その他では、先週末に今後3年間でオフィス面積を半減させるという報道が流れた富士通(6702)が堅調に推移し、逆風となるはずの三井不動産(8801)など不動産株も反発したのが目を引きました。
なお、先週末にペッパーランチ事業の売却を柱とする大リストラ(「いきなり!ステーキ」の店舗閉鎖追加、希望退職募集等)を正式発表したペッパーフードサービス(3053)はストップ高で引けています。
一方、数少ない値下がり銘柄では、医薬品株の売りが目立ち、中外製薬(4519)、塩野義製薬(4507)、アース製薬(4985)などが下落しました。
新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ関連株の一角が利益確定売りに押され、オンコリスバイオファーマ(4588)やアンジェス(4563)が急落しました。一方、メルカリ(4385)が堅調に推移して年初来高値を更新しています。
葛西 裕一