東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は56日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億1,581万株、売買代金は1,779億円となり、いずれも先週末よりやや減少しました。売買代金は56日連続で1,000億円を上回りましたが、新興市場の商いも“一休み”という感じが続いています。

ただ、一部主力銘柄に買戻しが入ったこと等により、株価指数は続伸となりました。終値は1,000ポイントには達していませんが、今後の動向に注目が集まりそうです。

ソフトバンクGが年初来高値を更新、オフィス面積半減報道が流れた富士通も上昇

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)など株価指数寄与度の高い大型株が軒並み大幅高となり、ソフトバンクグループ(9984)、ダイキン工業(6367)、エムスリー(2413)などが年初来高値を更新し、東京エレクトロン(8035)は5日連続の上場来高値更新となりました。

また、小売り株ではニトリホールディングス(9843)がザラバで9日連続の上場来高値更新となりましたが、終値は横ばいでした。

さらに、景気回復期待から中国株式相場が急騰したことを受け、安川電機(6506)が急騰し、ファナック(6954)など機械株も大きく値を上げて引けました。