在宅勤務の夫が悩む、2大「どうするか問題」

在宅勤務で世の夫たちを悩ませたのは、集中力が途切れるという問題ではないでしょうか。さらに、家族から「子どもの世話」や「慣れない家事」を求める視線も飛んできます。

「家事をどうするか問題」

外食するのも躊躇する状況で、誰かが3度の食事を用意しなければならない…。掃除も洗濯もどの時間帯かで済ませる必要があります。日中に自分がやれば仕事は中断、家族がやれば見えるもの聞こえるものが集中を削ぐのです。

「子どもの相手をどうするか問題」

「自宅にいるのに勤務中」という状況を、小さい子どもに理解させるのは簡単ではありません。仕事中も遊びの相手をしてほしいとせがんできます。クライアントとのオンライン会議中に画面に入り込んできたり、DVDを大音量で流したり…。

普段は保育園に通っている子でも、保護者が在宅勤務の場合は自宅保育を要請されるケースが多かったようです。共働き家庭にとっては、まさに試練の期間だったことでしょう。