「お金の流れを“見える化”する」

Cさん(51歳・メーカー勤務:年収480万円)

  • 卓上カレンダーを家計簿代わりにして、お金への意識を高める

メーカーの営業職として働くCさんは、自宅のデスクに置いている卓上カレンダーに毎日の出費をメモしています。一見地味だけれど効果抜群な出費メモは、カレンダーに書き込めば一目瞭然。

「毎日何かと目にするカレンダーに書き込むことで、自然とお金のことを意識するようになった気がします。その日に使った金額だけではなく今後の出費の予定についても記入しているので、『今月は月頭にバッグを買ったんだった』とか『来月は父の誕生祝いをするから、それまでは出費を控えめにしておかないと』みたいに、ひと目で分かるのがポイントです。すでに使った『過去の支出』とこれから使う『未来の出費』の両方を同時に管理できて楽だし、考え無しについ使い過ぎてしまうということが減りました。」

「サブスク整理で、チリツモ固定費を削る」

Dさん(32歳・自営業:年収340万円)

  • いつの間にか増えがちなサブスクは毎月断捨離!

いわゆる「〇〇し放題」のアプリに多い月額課金のサービスであるサブスクリプションの利用費は、いつの間にか出費がかさんでいることがあるので要注意、というのはDさん。

一つひとつはそんなに大きな金額ではないけれど、知らないうちにアプリが増えてしまっていたり、初回のお試し無料に釣られて始めたけれど大して使っていないものも多かったり…。知らぬ間に固定費が膨らんでいたことに気づきました。

それからは、毎月クレジットカードの利用明細をきちんとチェックして、『このアプリは解約する』とか『これは結構使っているから残す』というように整理する習慣をつけています。たとえば漫画アプリや動画配信サービスは、一時的に熱中して毎日使用しますが、すぐに飽きがくることも多いので、こまめに見直すようにしています」