嫌われたくないので息子に物言えない
姑にとって息子であるA子さんの夫は、大人になってもかわいくて目に入れても痛くない存在です。大人になってからもその溺愛ぶりは変わりません。一方、息子であるA子さんの夫は、母親に対してまるで反抗期が続いているかのような反発ぶりです。つっけんどんな物言いの息子は結構多いようです。A子さんも同じようなことを実弟と実母の間で感じています。そうなるとその愚痴を言う相手は嫁であるA子さんにまわってきます。
「Cさんちの息子さんは、どこどこへ連れて行ってくれたんだって。羨ましいわ、それにひきかえうちの息子は…昔はもっと優しかったのに」「最近、息子の物言いがきつい」とぼやきます。「お義母さん、私に対してもお義母さんは物言いがきついって気づいてます?」とそのままそっくり姑に返したくなるところをグッと抑えて「そうね、そうね」と相槌は打つもすべて聞き流す…全てスルーが対策です。