海外で受けた「差別経験」とそこから学んだ1つのこと

だれにでも、多少なりとも差別意識や偏見はあるものです。無意識に差別してしまう場合もありますし、あからさまに差別する人もいます。どちらにしても、加害者は覚えていなくても、被害者は忘れません。

今回は筆者が海外で受けた人種差別による嫌がらせと、そこから学んだことについてお話しします。

初めての試練

筆者がアメリカで初めて差別による嫌がらせを受けたのは、随分昔になりますが、大学の臨時講師の白人男性からです。

ある企業を退職後、それなりのポストについていたということで学部の誰かのコネで臨時講師をして小遣い稼ぎをしていたのでしょう。

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現役時代、日本企業に恨みでもあったのか、反日の態度をあからさまに出していました。彼は授業中、唯一の留学生である筆者ばかりに質問を投げかけてきたり、クラスの前で説明を求めたり、アクセントを真似したり、筆者が緊張するのを面白がっていました。

週一のクラスでしたが、ストレスでクラスの翌日には必ず腕に湿疹が出ました。

ある時、質問の意味がよく分からず困っていたら、クラスメイトの1人が突然、敢えて珍回答をしてクラス中が大笑いとなりました。それから、筆者が指されても他の学生が答えてくれたり、筆者の緊張も和らぎ、湿疹もでなくなりました。

これは、筆者がアメリカで受けた初めての試練だったように思います。

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執筆者

米州立大学 経済学部卒(Summa Cum Laude)。日本の専門商社にて海外輸出業務に従事した後、米州立大学のアクセシビリティサービスで障害学生支援に携わる。現在は、アメリカの低所得層の子供達を対象にした学習支援団体に所属し小学生と共に成長中。Twitter :MikiBright3