発達障害の子にとって、今は「試練の時」その理由

〜子どもの特性を理解して温かなフォローを〜

我が家は「プチ不登校」OK!

息子が学校に行きたくないといってきたら、我が家では基本的に息子の気持ちを優先して学校を休ませます。筆者が仕事をセーブして一緒に過ごすことが多いのですが、できるだけ自然に触れてリラックスしたり本を読む時間を作るように意識しています。

すると息子の場合は、1日休むと「明日は学校に行くわ!」と切り替えられることがほとんどです。筆者は「プチ不登校することによって、新学期にざわついた心を整えているのかも」と考えています。

しかしそうはいっても、「1日休ませるとクセになってしまうのではないか」「本格的な不登校につながってしまうのでは?」と不安になる保護者の方も多いでしょう。

筆者もはじめは「できるだけ休ませないように」と息子の尻を叩いてでも学校に向かわせていましたが、それで息子から進んで学校へ向かうようにはなりませんでした。

子どもの「成長力」を信じる

発達障害を抱えていてもいなくても、子どもが成長していく過程では様々なトラブルや問題が発生するものです。そこで大人に何ができるのかというと、個人的には「子ども自身に本来備わっている成長力を信じてあげる」ことだと思っています。

医師・臨床心理士として活動しながら4人の子の父親としても奮闘されている田中茂樹氏によると、生き物には必ず「自分を守る力」が備わっているのだそうです。

自分を守る力とは、言い換えれば「自分自身を幸せにする力」。子どもたちにはその力が既にあると信じ、目の前で起きている反応(例えば不登校や暴言暴力など)だけにとらわれてしまわないように意識してみるのも良いかもしれません。

「学校へ行かない」と子どもが自らの意思で決めたのなら、今はゆっくりとしたり考えたりしてパワーをチャージすることが必要な時期なのかもしれません。身体の中に元気が充電されれば、外へ出て様々な学びを吸収したいと思えるようになるかもしれません。

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紅茶とヨガとサーフィンと読書が好きな3児の母。子ども英会話教室運営や私立幼稚園の英会話教諭として働いていた経験から、幼児教育や日本の教育体制に強い関心を持つ。長男がADHDであり、発達支援や支援教育についても精通している。今後加速するテクノロジー教育をさらに広めるため、日々発信中!
Twitter:広瀬あゆみ