さらに、小売り株ではファミリーマート(8028)が▲5%超安へ急落し、J. フロント リテイリング(3086)が一時▲7%安に迫る急落となったことが目立ちました。

その他では、ようやく東京ディズニーの7月1日からの再開を決定したオリエンタルランド(4661)が、今度は本家米国のディズニーランドの再開延期が議論されていることなどから一時▲4%超安の大幅続落となったことが目を引きました。

また、国内外527店舗のうち1年以内に80~90店舗を閉鎖する方針を示したエイチ・アイ・エス(9603)が、業績予想を取り下げて「未定」としたことで売られ、一時▲10%安に迫る暴落となったことも注目集めたようです。

一方、デジカメなど映像事業の投資ファンドへの売却を発表したオリンパス(7733)が、業績改善期待から終値で+11%超高へ爆騰となりました。

また、5G関連事業でNTT(9432)からの出資報道が流れたNEC(6701)が一時+5%高に迫る急騰となり、約12年ぶりの高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ株への物色が続き、そーせいグループ(4565)が久々の爆騰となり、窪田製薬ホールディングス(4596)は大爆騰でストップ高のまま引けました。

葛西 裕一