高齢者のお金の管理というと、家の戸棚や金庫から銀行の封筒に入ったお札を取り出す姿をイメージしがちです。しかし、クレジットカードやスマホ決済といった昨今のキャッスレス化の波は地方の高齢者にも届いているようです。

地方シニアの約6割がキャッスレス派⁈

2020年2月、株式会社ジェイエムエスが行った「『キャッシュレス・現金の利用実態』に関するアンケート調査(キャッシュレス決済の利用経験がある関東以外在住、60歳以上男女109名を対象)によると、「キャッシュレスと現金、どちら派か」という質問に対し、61.5%もの人が「キャッスレス派・どちらかというとキャッスレス派」と回答。現金での決済よりキャッスレス決済を好んでいることがわかりました。キャッスレス決済を経験したことがある人たちはその利便性に気づき、生活の中に取り入れているようです。