「格差」カップルの不倫は意外ではない?
世間一般でよく耳にする「格差婚」という言葉。社会的地位や学歴、家柄といったものから容姿に至るまでどちらか一方が秀でている場合に使われることが多いようです。
芸能人の場合などは、一方が圧倒的に売れているときに使用されることが多く、主演を務めるような女優さんと結婚したお笑い芸人や若手俳優といったカップルがこのように表現されます。
こういった場合、男性側には「あんなにモテる人が選んだ人なのだからきっと魅力的に違いない」女性側は「容姿やキャリアで選ばず人を本質で選ぶ人なんだ」といったイメージが付き、どちらも好感度があがることが多いように感じます。
しかし、世間からこういった評価を受けているカップルは、心のどこかで「対等ではない」と思っていることも。一目惚れから猛アタックで彼女を射止め、結婚したという会社員男性の例です。
「僕のことを好きと言ってくれていても、どこかで好きの度合いが違うんじゃないかといつも温度差を感じ不安を抱えていました。そんな時、職場の後輩が僕に悩みを相談してきました。後輩は僕を尊敬し、頼りになる素晴らしい存在のように扱ってくれ…。その居心地の良さに心が動いてしまいました」
努力して愛を手に入れたはずの人でも、相手への劣等感でいつまでもどこか満たされない。しかし、「自分より下」と感じる相手からは簡単に愛を感じられる。きっかけはこんなちょっとした「心の隙」という人も少なくないようです。