子どもの貧困や学歴格差がニュースで取り上げられることが増えています。親の収入に余裕がないと進学を諦めなければならず、親世代の格差がそのまま子ども世代に受け継がれるという負のスパイラルに陥ることも少なくありません。

そのため、我が子に「良い教育を受けさせたい」と、教育費をコツコツ貯めている方も多いでしょう。ただ、かけられるお金にゆとりがあっても、子どもが勉強にやる気を出さないというケースもあるようです。

子どもの教育費の負担が重いと感じる親が約7割

ソニー生命保険株式会社は2020年3月、「子どもの教育資金に関する調査2020」の結果を発表しました(対象:大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女、有効サンプル数:1,000人)。

同調査によると、「子どもの学力や学歴は教育費にいくらかけるかによって決まると感じる」という質問への回答は、「非常にあてはまる」17.2%、「ややあてはまる」48.3%で、「あてはまる(計)」は65.5%。

また、「子どもの教育費の負担を重いと感じる」かという質問に対しては、「非常にあてはまる」25.6%、「ややあてはまる」43.8%を足した「あてはまる(計)」は69.4%でした。

「負担が重いと感じる」の結果を就学段階別にみると、「あてはまる(計)」と回答した人の割合は、未就学児の親では56.5%(n=248)、小学生の親では65.7%(n=248)、中高生の親では73.4%(n=252)、大学生等(予備校生・浪人生・大学生・短期大学生・専門学校生、以下同様)の親では81.7%(n=252)でした。

就学段階が上がるにつれて負担を重いと感じる人の割合が高くなるのは、子どもの成長に伴い塾や習い事の費用がかさんでいること、そして大学進学の負担が大きいことが理由であると思われます。