まとめ

管理職には部下を監督し、育てる責任があります。しかし、業務上必要な命令や注意を「パワハラだ」と部下から言われてしまうと、その先の指導が難しくなってしまうわけですよね。そんな事態を避けるためにも、部下との人間関係は、日頃から良好に保っておけるとよいですね。

厚生労働省が運営するサイト「明るい職場応援団」では、アサーティブ(必要なときには罪悪感なくNOを言えるコミュニケーション術)の考え方に基づき、部下からのハラスメント認定を避けるヒントが掲載されています。上司・部下のへだてなく、お互いを尊重し合い、対等に意見交換ができる関係を目指したいものですね。

【参考】
仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019」日本労働組合総連合会
アンガーマネジメントとは」一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
『ハラスメントって言われた!管理職の方向け。言い方ひとつで変わる会話術』明るい職場応援団」厚生労働省

犬養 のぞみ