さらにこの調査で興味深いのは、ネット銀行の利用が大学4年生で18.6%、社会人1年生で20.2%を占め、5人に1人がネット銀行を使っているという結果が出ていることです。

ネット銀行には楽天銀行や、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、そしてこの調査を行なったGMOあおぞらネット銀行などがありますが、ネット銀行を使っている理由として最も多く挙げられているのが「ネットバンキングを利用しやすいから」。そして「キャンペーンが充実しているから」、「取引手数料がお得だから」と続きます。

実際、時間や場所にしばられないネットバンキングで送金などを行うことに利便性の高さを感じる人は多く、各種手数料が無料化されているなどお得な面もあります。こうしたサービス面や手数料面でメリットのあるネット銀行は、「節約」や「貯金」という観点から今後も利用され続ける可能性は高いと考えられます。

② 銀行口座を使い分けている人は貯蓄が多い

銀行口座を使い分けるという貯蓄術は広く知られていますが、実際、この調査でも口座を使い分けている人たちは貯金額が高い傾向にあるという結果が見られました。