眠れない、食べられない、先が見えない
「当時は出産するとキャリアをリセットしなきゃいけなかったんです」仕事を通して社会と関わっていた頃の自分とのギャップに苦しんだといいます。
「産んだ瞬間『親』になっちゃったわけですよ。こんな大変なら教えてほしかった!って思いましたね」自分のタイミングで眠ることも、食べることも、トイレに行くこともできない。「なんのために生きてるんだろう」なんて気持ちばかりが浮かんでくる…。それでも、兄嫁から届いた1通のメールが坂上さんを救いました。
「『2~3カ月で慣れるからね、もうすぐ眠れるようになるから大丈夫だよ』って言ってくれて、本当に救われましたね。頼れる、話を聞いてくれる人がいるってこんなに大事だったんだなってそのとき思ったんです」
この体験が、後のHimemama立ち上げにつながっていきます。
著者
フジテレビアナウンススクール研修をへてフジテレビにてリポーターなどを経験。フリーアナウンサーとなり、リポーター、MC、モデルなど活動の幅を広げる。結婚・出産を機に働きかたを見直した経験から、ママのための活動本格化。息子が0歳3か月の時にママ応援コミュニティ「Himemama」(ひめまま)を設立した。ママとベビーが共に学び、体感できる環境作りを行う。行政や病院、企業との協業事業として、0歳からのコンサートやママフェス、かけっこ教室、地方移住体験ツアーなどをプロデュース。子育て支援の輪は全国に広がり、パリ、ロンドン、上海、クアラルンプ ールなど海外にも展開している。現在、活動は12年になり、ママ会員は総計5088名。2020年にスタートした「Himemama Premium School」では、国内外のママ(講師として、受講生として)をつなぎ、子育て中でも、自宅で、短時間で学べるマイクロラーニングを提供している。