「餃子の王将」の王将FS、対前年同月比マイナス成長は4月の70%台が底か(2020年5月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は「餃子の王将」を運営する王将フードサービス(9936)の、2020年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年6月9日に更新された、王将フードサービスの2020年5月直営既存店売上高は、対前年同月比88.2%。内訳は客数76.0%、客単価116.1%であり、客単価の伸びはあったものの緊急事態宣言の影響による客数の減少はカバーできず、マイナス成長となりました。

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直営全店売上高も86.6%であり、既存店・全店ともに同程度のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の直営既存店売上高はプラス成長月10カ月、マイナス成長月2カ月(7月と3月)となりました。新型コロナウイルス問題が本格化した3月以降の数字を見ると、対前年同月比で3月96.6%、4月78.3%、5月88.2%と推移しており、4月で底打ちしていると見られます。

また直営全店売上高について、前期はマイナス成長となったのは3月のみ。3月以降は3月96.5%、4月76.9%、5月86.6%で、既存店と同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、2018年10月に8,050円の高値を付けた後は下落が継続。2020年は6,500円付近で取引を開始した後に下落しており、3月に4,670円の安値に到達しました。その後はリバウンドして5月に6,000円台を回復し、6月にかけて6,000円~6,300円で取引されています。

新型コロナの影響を受け、3月以降は直営の既存店・全店ともに売上高の対前年同月比マイナスが続きますが、4月の70%台で底打ちした状態です。緊急事態宣言が全面解除となった6月をプラス成長まで回復させることができるのか、注目されます。

王将フードサービスの過去1年の株価推移

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参考資料:月次売上高(2020年3月)

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。