リビングやダイニングの端のほうにちょっとした机をセットして簡易的な作業スペースを作るも良し、筆者の父のように普段は別の目的で利用している場所を自分の仕事場として使わせてもらうも良しと、色々な方法が考えられます。
仕事の支障にならないよう大きい音を出すのは控えてもらうといったことも含めて、家で集中して仕事を行えるかどうかは、どれだけ家族の協力が得られるかによるとも言えるでしょう。
環境を変えることでオンとオフの切り替えを行う
家の中で「オン」の場所と「オフ」の場所を自分なりに作るのも効果的な方法です。会社で仕事をしているときも、休憩のときはトイレに行くなり喫煙所に行くなりして仕事用のスペースから移動することで、気持ちをリフレッシュ・リセットしている人が多いと思います。
在宅でテレワークをする場合、仕事と休憩を同じスペースで行っていると、どうしてもオンとオフの切り替えが上手くできずに、休憩してもイマイチ集中力が回復しないということも起こり得ます。
自室で仕事を行っているなら休憩はリビングで行うようにするなど、意図的に場所を移ることで、気持ちの切り替えも行いやすくなりますよ。
まとめ
今後もテレワークを継続する場合は、在宅で集中するためのコツをつかめるかどうかで、生産性にも大きな差が出てくることでしょう。当初は、コロナの影響による急なテレワークに困惑した人もいるかもしれませんが、これからの新しい働き方に対応できるように、今こそ自宅で働く環境についてもしっかり向き合っていきたいものですね。
【参考】「withコロナ / アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査」(ハイアス・アンド・カンパニー株式会社)
川上 俊介