しかし一方で、キャッシュレス決済はお金を使っている感覚が薄れやすく、しっかり管理しないと使い過ぎる傾向にあります。家計簿などを活用して、コロナ関連の出費と通常の支出はきちんとチェックしていくことが大切です。

アルコール代と食費を分けて、飲酒量チェックを

自粛生活のストレスや収入減の不安をまぎらわせたい、終電を気にする必要がないなど、さまざまな理由から飲酒量が増えている人もいるようです。

リーマンショックや東日本大震災の時も、アルコール依存症の受診者数の増加が見られており、各専門機関では注意喚起を行っています。また、アメリカの話ではありますが、3割以上の人がリモートワーク中に飲酒したことがあるという結果も出ています。

自分でしっかり飲酒量を管理できる人はよいのですが、飲み始めるときは「これ1本だけ!」と思っていても、ついついもう1本だけ…と飲む量が増えていく人もいるでしょう。

自粛生活に入ってから飲酒量が増えた自覚がある人は、食費とは別にアルコール代を計算して、自分の飲酒量をチェックしてみましょう。「アルコール代は週に〇円まで」など予算を決めて、その範囲内に抑えるのも有効ですよ。

手軽にコロナ出費を管理する方法

新型コロナウイルス関連の出費を管理したほうがよいとはわかっていても、こまめに家計簿をつけたりするのは面倒くさいと感じる人も多いのではないでしょうか。