そのような中、日経平均株価は上値を切り上げる展開となり、約3カ月ぶりに22,000円台を回復しました。取引時間中の高値は22,161円(+284円)、安値は21,898円(+21円)となり、値幅(高値と安値の差)は約263円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで反発しましたが、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。
東証マザーズ株価指数は大幅続伸、約1年半ぶりに終値で1,000ポイント回復
東証マザーズの出来高は1億6,340万株、売買代金2,071億円となり、いずれも先週末より増加しました。個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は31日連続で1,000億円を上回り、再び2,000億円を上回る商いとなっています。
また、株価指数も大幅続伸となり、終値で2018年12月5日以来となる約1年半ぶりの1,000ポイント回復となりました。依然としてやや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを固めるのか注目されましょう。
ニトリHDが約2年ぶりに上場来高値を更新、第一三共は一時▲7%超安の急落
個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)とソフトバンクグループ(9984)が揃って大幅高となり、株価指数上昇に大きく寄与しました。
また、ハイテク株と機械株で半導体関連株が強く買われ、アドバンテスト(6857)が一時+7%高に迫る急騰となり、東京エレクトロン(8035)やディスコ(6146)も一時+5%高に迫る急騰となりました。