食事の量や回数が減るケースも

学校などの休校や休園によって食事の量や回数にも影響が出ていることが調査から見えてきました。

食事の量や回数について(出典:認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンの調査より)

休校や休園になる前と比較して「変化なし」が38.5%になってはいるものの、「親の量が減った」が30.0%、「親の回数が減った」が24.5%、「子の量が減った」が23.8%、「子の回数が減った」が15.8%になりました。また「食べられない日があった」に関しては、親と子の両方を足して3.3%となっています。

子どもの生活時間がずれて朝ご飯とお昼ご飯が一緒になっていることもありますが、家庭によっては食費の節約のために食事を我慢するケースも見られます。

まとめ

COVID-19によって仕事が減ったり、場合によっては職を失うなど、ひとり親家庭において経済的に大きな影響が出ています。ただひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」や公的支援などもありますから、積極的に利用していくといいかもしれません。

参考

「新型コロナウイルスの感染拡大による生活への影響に関するアンケート」 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

渡辺 ももえ