新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴って、4月7日から5月6日までの予定で発令された緊急事態宣言。

「ステイホーム」や「ソーシャルディスタンス」といったワードが声高に叫ばれ、スーパーやドラッグストアなど一部のお店を除いて営業を自粛するなど、かつてない異例の事態となりました。

残念ながらGWが開けても宣言の解除には至らず、引き続き不要不急の外出を控える日々。

そんな状況下で外に出たところで大半のお店は閉まっているし、お金を使う機会も減るだろう…と思いきや、「巣ごもり破綻」に陥ってしまう人がひそかに増えているんだとか。

大阪、京都、兵庫については解除が発表されるなど、徐々に緊急事態宣言が解除され日常を取り戻しつつあるものの、またいつ第二・第三の感染拡大が起きても不思議はありません。

そこで今回は、そのような状況下で「巣ごもり破綻」に陥ってしまう人の特徴についてとりあげてみました。

ついつい「テイクアウト」を頼んでしまう

友人と飲みに行きたいのにお店が開いていない、心の底から外食を楽しめる雰囲気じゃない。そのような中、テイクアウトやデリバリーに力を入れる飲食店が増加したこともあって、外食がわりにこれらを楽しむ人も多いですよね。

ストレスが溜まる自粛生活において、たまにデリバリーを頼む分にはなんら問題ありませんが、回数があまりに増えてくると話は別。気づけば食費が普段の倍になっていたなんてケースも、少なくありません。

LINE Pay㈱の「新型コロナウィルスの影響による家計の支出状況の調査」によれば、COVID-19の拡大に伴って支出が「増えている・今後増えそう」と回答した人は全体の約4割であり、どのような支出が増えたかという質問に対しては「食費」と答えた人が70%に達しました。

筆者もついつい週末にデリバリーを頼んでしまうことがあり、自粛前よりも確実に食費が増えたなと感じています。