ゲーム要素を取り入れたことで、3人とも大喜びで作成に取りかかりました。外出もままならずストレスを抱えていた子供たちも夏祭りの縁日のように大はしゃぎし、この取り組みのおかげなのか、ケンカが減るといった嬉しい効果もありました。
緊急事態を乗り越えるには家族の団結が必要
今回のコロナ禍は、学校や勤務スタイルなどの日常生活に大きな影響を与えています。実際、不要不急の外出を控え、休日も家で過ごしていたところに在宅勤務も加わったことで、家族が毎日24時間一緒というこれまでにない状態になりました。
新婚ほやほやならいざ知らず、結婚生活が長くなってくると良い意味で夫婦間の距離感が確立されていきます。在宅勤務になることでそうした距離感を保つのが難しくなり、お互いに相手の短所が目につき、つい文句を言ってしまいケンカへと発展してしまうこともあるでしょう。
この緊急事態を経験し、トラブルを回避するためには「非日常を逆手にとって過ごしてみよう」と家族で笑えるような明るい環境を意識的に作ることが大切だと感じました。家にいる時間が長くなると家族全員が多かれ少なかれストレスを抱えてしまうことを理解し、自由に動きがとれない中でもより快適に過ごせるよう知恵を絞っていきたいものです。
中山 まち子