子供たちも、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が推奨されているのはニュースを見て理解してはいたものの、やはり休日のように1日中家にいる父親を目の前にすると、一緒に遊んでもらえるのではないかと少し期待していたようです。
特に幼稚園年長の末っ子は「ちょっと仕事をしたらずっと遊んでくれる」と思い込み、ウロウロして何とか気を引こうとします。その様子を見た一番上の子が「仕事だからダメだよ」と強い口調でたしなめると泣き出してしまい、仕事どころではなくなったこともありました。
ランチやおやつタイムを「楽しめる時間」に
在宅勤務をスタートして数日でヘトヘトになった夫を見て、とりあえず昼食とおやつをリフレッシュタイムにしようと持ちかけました。すると、コロナ禍の中で逃げ場のない夫も同意してくれ、まずお昼を交代で作ることに。
ずっと筆者が作っていたことでお昼のメニューや味が単調になってしまい、子供たちも飽き飽きしていたところに夫が加わって変化が起き、お得意のチャーハンが食卓が並ぶと子供たちから歓声が沸きました。昼食の用意を休むことができるようになった筆者が、心の中で大きなガッツポーズをしたのは誰にも言えない秘密です。
また、おやつのためにと子供たちにクジ引きを作らせました。巣ごもり用に買いだめしたお菓子に番号をつけ、家族5人が順番に引き、運任せで今日のおやつを決めることにしたのです。