「NISA」と「iDeCo」、その共通点は?

「NISA」と「iDeCo」。投資初心者の方のなかには、名前はよく聞くけれども違いがわからない、どちらを始めるべきなのか悩んでいる、という人も多いでしょう。一緒に語られることの多い「NISA」と「iDeCo」、まずは共通点から見ていきましょう。

売買益が非課税になっている

通常、投資で得た利益には所得税(約20%)がかかってきます。もし、投資信託の売買で100万円の利益がでたら、20万円は税金として引かれてしまいます。「NISA」と「iDeCo」は非課税なので、これがかかりません。

小さな金額から投資ができる

「NISA」と「iDeCo」は比較的小さな金額から投資ができます。「iDeCo」の掛け金は最低5,000円から、「NISA」は証券会社で買えるものならいくらからでもOK、「つみたてNISA」は毎月100円から積み立てが可能です。

投資できる金額が年間で決まっている

「NISA」と「iDeCo」はいくらでも投資できるわけではなく、投資できる上限が決まっています。また、どちらもひとりにつき口座はひとつです。複数の証券会社に口座を持つことはできません。