たとえ退職金を2000万円受け取ったとしても、このペースで切り崩していくと71歳で尽きてしまいます。

そうならないためには、切り詰めて生活をしないといけない。「思ったより家計運営は苦しかった」と半数の人が回答するのも無理はないのです。

60歳代にお金の不安を持ち越さないために

せっかくの老後生活。好きなことをして、お金にも時間にもゆとりを持って生活したいと思っている人は多いと思います。

それでは、今はたらく世代の人が60歳代にお金の不安を持ち越さないために、何ができるのでしょうか。

それはずばり、今すぐにコツコツと準備をすること。始めるのがはやいほど無理なく積立てることができます。
 
「そんなゆとりなくてもいいから、最低限の生活が送れたらいいよ。」「退職後も働きながら生活する予定です。」「今貯蓄する余裕なんてないよ。」いろんな声が聞こえてきそうです。

では、こんな不安はありませんか。

  • 今はたらく世代の私たちは、今の年金受給者と同じ水準の金額を受給できるか分からない。慎ましやかな生活を送るのだって難しくなるかもしれない。
  • 60歳代は働くことができても、70歳以降はどうだろう。人生は長そうだけどいつまでも働けるとは限らないし、できれば働きたくない。
  • 将来介護状態になってしまったら、老人ホームってすごくお金がかかりそう。