列車はドイツのレーマン社のもので、オーナーのスティーブさんのお父さんのものです。戸棚の上に30年ほども置いてあったそうですから、年代物です。
お客さんにカフェでコーヒーを飲んでもらうということは、カフェ側にしてみれば「体験」を提供しているのと同じだとスティーブさんは言います。
まだ規制があり、カフェで座ってゆっくり飲んでもらうことはできないけれど、ミニチュア列車でおいしいコーヒーを運ぶことで、お客さんに面白い「体験」を楽しんでもらえます。
飲食店が閉鎖されていた5週間弱、人々はカフェのコーヒーを飲むことができませんでした。規制が緩み、カフェからテイクアウトでコーヒーが飲めるというだけで、皆大感激。
さらにそれをミニチュア列車が運んでくれたらどうでしょうか。自主隔離や先が見えないことでストレスを抱えがちな人々にも思わず笑みがこぼれます。