液晶パネル価格、再び値下がり局面に コロナ禍でテレビ需要が減少 2020.05.12 00:00 公開 執筆者津村 明宏 TFT液晶パネルの価格が、また下がり始めた。4月の為替レートは前月比でわずかな円安に振れたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によってTFT液晶パネルの需要減速が強く見込まれるようになり、特にテレビ用の需要が大きく下ぶれした。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 堺ディスプレイ、2期連続で最終赤字 シャープ㈱と親会社の鴻海精密工業グループが出資している液晶ディスプレーの生産会社、堺ディスプレイプロダクト㈱(SDP、大阪府堺市)の2019年度(19年12月期)業績は、売上高が前年度比10%減の999億円、営業損益は72億円の赤字(18年度は178億円の赤字)、純損益は196億円の赤字(同285億円の赤字)となり、2期連続で最終赤字に終わった。 スマートグラスで注目集めるマイクロディスプレー リモートワークの増加で、遠隔作業支援が可能なスマートグラスやヘッドマウントディスプレー(HMD)がにわかに注目を集めているが、そこに搭載される主要デバイスである画面サイズ1インチ前後の「マイクロディスプレー」では近年、技術開発競争が激しさを増している。当初は、主に液晶プロジェクターに使われた高温ポリシリコンTFT(HTPS)や、液晶技術にシリコン製の駆動回路(シリコンバックプレーン)を組み合わせたLCOS(Liquid Crystal On Silicon)などが多用されたが、近年はバックライトが不要で薄型化・小型化が可能な有機ELの採用が進み、直近では新たな対抗技術としてマイクロLEDが登場している。メーカー各社の取り組みから、そのトレンドを紐解いていく。 「中国標準2035」、技術覇権の次は国際標準化の覇権争いへ 米中貿易戦争の背景には中国のハイテク技術の台頭があり、両国の技術覇権争いは長期に及ぶものと考えられている。中国はハイテク技術戦略をまとめた「中国製造2025」という言葉を最近はあまり使わなくなったように思うが、次は中国の技術規格を国際標準化させる「中国標準2035」戦略を発表するものとみられる。この策定チームは先ごろ、2年に及ぶ準備作業を終えたばかりだ。今後、中国が国際標準を取りに来ると考えられる重点分野について考察した。 ハイテク産業サプライチェーン、20年下期から在庫調整リスク 新型コロナ影響、顧客側で「在庫補充」顕著に 19年の半導体製造装置メーカー売上高、トップ15に日本企業は8社 露光装置のニコンが新たにランクイン LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #パネル