何もしないで一緒にいる時間が耐えられない(Yさんの場合)
子どもたちはもう手が離れ、夫と2人暮らし。今までは、休みの日はお互いどこかへ出かけたり、外食したり。もちろん、2人で出かけることだってありました。でも、今回のように家でのんびり過ごすのは初めて。
そんな状況になって気づきました。「会話がない」と。同じ部屋で顔を合わせていても、何を話していいのかわかりません。それどころか憂鬱。朝昼晩ご飯を作って一緒に食べることも、苦痛で仕方がありません。
子どもがいたから、出かけていて話のネタがあったから、今までどうにかなっていた私たち。これでは老後どうすればいいのか、不安でたまりません。
まとめ
パートナーとの時間が増えたことで見えてきたマイナス面。ただ、「コロナが収束するまでの辛抱だ」と思っている人も多いはず。しかし、ちょっと考えてみてください。同じような生活は、定年後にまたやってきます。しかもそれは、どちらかがいなくなるまでずっと。今よりも長いであろう夫婦の時間を苦痛なものにするのは、あまりにも悲しいですよね。
そんな未来を変えるのは、きっと今。定年後の生活をイメージすることができる、またとない機会です。ストレスをためるだけでなく、せっかく気づいた問題を少しでも解決していけたら。未来は明るいものになるかもしれませんよね。
あんなに一緒にいるのが幸せだったパートナーです。今回の自粛をきっかけに、夫婦でもう一度向き合ってみませんか?
LIMO編集部