子供が加わった大掃除の効果と嬉しい誤算

ゴールデンウィーク中の大掃除で、最終的に45リットルのゴミ袋10袋分を捨てました。これだけの量がタンスの肥やしになっていたとは思ってもみなかったので、作業を続けているうちにこれが現実なのか疑ってしまう時もありました。

普段使いではない服は押入れの衣装ケースに長年放置されていることも多く、「そのうち着る」と毎年のように答えを先延ばしにしがちです。その点、今回の休みは慌てることなくじっくり考えたうえで判断できたのは収穫です。

また、子供も巻き込んだ大掃除をすることで、家族にとって本当に必要なものかどうかを一緒に考えるきっかけにもなりました。大人だけで大掃除をしていると気がつかないこともあります。いつもは夫だけが「本当にいるの?」と聞いてくるところを、子供も加わることで「いる」「いらない」がより明確化したのです。

そして何より大きな副産物は、断捨離をして部屋のスペースが広がったので、そこにシートを敷いてアウトドア用のテーブルとチェアを置き、メディアでも話題になった「おうちでキャンプごっこ」ができるようになったことです。

思うように外出できない憂うつな連休を覚悟していましたが、断捨離の結果、家族みんなが気分転換することができたのは、予想もしていなかった嬉しい誤算でした。

中山 まち子