私立は授業料以外の費用も多く、用意が必須
授業料だけでなく、入学金、私立の場合は施設設備費等もかかります。
私立高校の入学金・施設設備費などは?
前述の「平成31年度都内私立高等学校(全日制)の学費の状況」内に東京都の私立高校の入学金の平均と施設費、その他の費用の記載があります。
入学金:25万1048円
施設費:4万2346円
その他:17万2350円
都立高校の入学金・施設設備費などは?
都立高校の場合はどうなのでしょうか?東京都教育委員会「都立高等学校、中等教育学校(後期課程)の授業料・入学料及び特別支援学校高等部の授業料について」を見てみましょう。
入学料:5650円
※施設設備費、その他にあたる学校徴収金は、学校によって異なります。文化祭や校外活動、修学旅行などの費用で、年間10万円前後が相場です。(東京都立田園調布高等学校「高校で必要な費用について」)
入学金に約44倍、施設費などでも約2倍の差があります。
大学進学には更にお金が掛かります。それも視野に入れつつ、高校でも授業料以外にもお金が掛かることを知り、お金の計画を立てることが肝心です。
【参照】
東京都「平成31年度都内私立高等学校(全日制)の学費の状況」
東京都教育委員会「都立高等学校、中等教育学校(後期課程)の授業料・入学料及び特別支援学校高等部の授業料について」
文部科学省「【2019年度から】高等学校等就学支援金リーフレット」
文部科学省「高等学校等就学支援金制度」
文部科学省「2020年4月からの『私立高校授業料実質無償化がスタート』リーフレット」
公益財団法人東京都私学財団「保護者の年収目安とご利用できる制度(モデルケース)」
ベネッセ「高校入試情報サイト」
東京都私学財団「私立高等学校等授業料軽減助成金事業」
東京都教育委員会「都立高等学校、中等教育学校(後期課程)の授業料・入学料及び特別支援学校高等部の授業料について」
東京都立田園調布高等学校「高校で必要な費用について」
堀田 馨