お金を稼ぐためには、働く必要があります。仕事にはいろいろありますが、大きく以下の3つに分けることができます。今回はその働き方、正規非正規雇用を整理し、どのようにすればお金を稼ぐことができるのかについて見ていきましょう。

月給・年俸(正社員)

毎月あるいは毎年、決められた月給や年俸でお金をもらう

時給・日給(派遣社員・パート・アルバイト)

働いた時間に応じて、時給や日給でお金をもらう

出来高・販売量(自由業・個人事業主)

働いた時間にかかわらず、仕事の成果に応じて収入の時期や額が異なる

正社員は月給制が多く、毎月の収入が安定しています。派遣社員やパート・アルバイトは時給や日給制が多いです。自由業や個人事業主は、仕上げた量や販売した量で収入が決まります。実力に応じて高収入を期待できますが、収入は不安定です。

雇用形態別に見た賃金

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」で雇用形態別の月額賃金を見ると、正社員・正職員325.4千円(年齢42歳、勤続13年)に対し、正社員・正職員以外211.3千円(年齢48.9歳、勤続9.1年)。正規雇用と非正規雇用の差は歴然です。

しかし、「同一労働同一賃金」の規定を盛り込んだ「パートタイム・有期雇用労働法」が2020年4月に施行されました。