iDeCoとNISA、始めているのは何人か、自分だけやってないのは不安

長期間にわたってコツコツ投資することで将来のための資金形成ができることから、特に20歳代から40歳代の口座開設者割合が全体の67%と、主にはたらく世代から人気を得ており、スタートから2年で189万人もの人が口座を開設しています。こちらもわずか200万人弱ともいえる規模です。

NISAを始めた人が感じているメリットは

NISAの中でも特につみたてNISAは口座開設者数が月7万人と、iDeCoを上回るペースで増加しているのはなぜでしょうか。

一般社団法人投資信託協会実施の「2019年(令和元年)投資信託に関するアンケート調査報告書(投資信託全般)によると、他の金融商品と比較して投資信託に特に魅力を感じる点で多かったものは、以下の通りです。

  • 少額でも分散投資ができる
  • 専門知識や時間がなくても投資できる
  • 比較的高い利回りが期待できる

また、特に20歳代~40歳代に多かった回答に、「積立投資ができる」「少額でも投資の面白みがある」といった点が挙げられています。

NISAはiDeCoと異なり、利益が出た場合にしか税制優遇措置はありません。代わりに金融機関によっては100円という少額から様々な資産に分散投資ができ、自分の好きなタイミングで売買ができます。この気軽さが、特に投資経験の少ない若年層からの人気の理由の1つと言えるかもしれません。

おわりに-まだどちらも始めていない人へ

iDeCoとNISAをすでに始めている人はどれくらいいるのかを見てきました。

最後に、上記のアンケート調査の中で、iDeCoやNISAをまだ始めていない人に「口座の開設をするきっかけとなりそうな項目」について尋ねた結果で若年層(20歳代~30歳代)に多かったものが、

  • 貯蓄が一定額に達したら
  • 手取り収入が増えたら
  • 金融や投資を勉強して理解できたら

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。