本命の人と出会ってしまったら距離感がもどかしい

男性側のメリットをそう語る雄太さんですが、実は最近、意中の女性が現れたことで、初めてデメリットを感じるようになったそう。「この人はどうかなっていう興味本位の時ならオンラインデートは楽しいんですが、逃したくないっていう人に出会ったら、途端にオンラインがもどかしくなりました。僕以外の人とも部屋が移りこむオンラインデートをしているのかなって思うと嫉妬します。近いのに手が届かないこのもどかしさは、テレビ越しでアイドルに恋をするのと似てる気がします。」

「僕はこれまで婚活で豪華な食事をごちそうしたり、雰囲気のいい場所に連れて行ったりすることで女性にアプローチしてきました。だから、人柄や価値観が大きく影響してくるオンラインデートではどう立ち振る舞えばいいのか、正直戸惑うことも多いです。」

会えないとアプローチ法にも限りがあるからこそ、自分の内面にあまり自信が持てない雄太さんは好みの女性に、どんなアプローチをすればいいのか悩んでしまっているよう。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が1日でも早く収束し、あの子と実際に話してみたいけど、それまでこの関係を維持できるだろうか…。そんな雄太さんの不安は恋心が募るたびに、大きくなっているそう。手軽にできるオンラインデートで婚活を成功させるには、「事態が収束する日」まで本命の人の心をつなぎとめておける“自分だけの武器”が必要になるのかもしれません。